古流剛柔空手道連盟の昇段級位審査に参加しました

古流剛柔空手道連盟の昇段級位審査が5月24日に香川県木田郡三木町で行われました。

この日の前日は土曜日で運動会が多くの小学校で行われました。事前の天気予報では雨が予想されており、その場合、運動会が順延されると多くの研修生が審査を受験できなくなるのではと心配していましたが、幸い運動会は予定どおり開催されました。その結果、予定していた12人中11人が審査を受けることができました(受験できなかった1名は体調不良によるものでした)。

この日の審査には香川県内の4道場から28名が受験しました。コロナ禍以降は筆記試験を各道場で済ませてくるので、この日は基本・移動、型、組手の順で審査が行われました。

(1)少年の部「基本・移動」の審査

まずは基本と移動です。数人ずつが審査員の前に呼び出され、指揮者の号令に従って立ったままでの基本の技と移動しながらの攻防技を行います。最初に呼び出された7名は少年部の5級以下を受験する子供達で、うち6名が丸亀道場生でした。そのうち3名は初めて審査を体験するので始まる前から少し緊張気味でしたが、始まるといつもよりも気合の入った良い動きが出来て安心しました。

次の組は少年部の4級から5級を受験する子供達8名でした。丸亀道場からは5級を受験する2名が参加しました。4級を受験する子供たちに比べると改善点はありましたが、二人とも普段よりもきびきびとした動きができていました。

3番目の組は少年部の3級受験者5名でした。丸亀道場からは2名が受験しました。二人とも経験を積んでいるのでしっかりとした動きができていました。

次の組には丸亀道場の受験者はおらず、最後の組は少年部の1級と2級の受験者4名でした。丸亀道場からは6年生の女子1名が1級を受験しました。1級は小学生としては最高の級位で、確実な技量はもちろんですが、後輩の模範となるような立ち振る舞いも求められます。彼女の実力は申し分ないのですが、恥ずかしがり屋の一面があり、道場でも控えめな練習態度を取ることが多いので少し心配して見ていました。

気合や気息は小さめでしたが、彼女なりに一生懸命に技を繰り出していてひと安心しました。

(2)少年の部「型」の審査

型の審査では、受験する級位に応じて指定された型を各自二つずつ披露します(ただし、5級よりも下の級では一つでも可とされます)。

この日は、5級受験者は三戦(サンチン)と撃砕第一を、3級受験者は三戦と撃砕第二を、1級受験者は転掌(テンショウ)と砕破(サイファ)という型を指定され、それぞれに披露してくれました。初めての受験者の中には少し間違う部分も見られましたが、臆することなく最後まで堂々と演じきったので良かったと思います。

(3)少年の部最大の難関「組手」

古流剛柔空手道は子供でも寸止めではありません。さすがに顔面は顔のすぐ横を突きで抜いてくれるのでダメージはありませんが、中段以下はまともに蹴られたり突かれたりします。そのため、相手の打撃に耐えるだけでなく、それに臆することなく防御したり攻撃を繰り出す必要があります。昇級審査では最後にして最大の関門です。

最初の組は7名中6名までが丸亀道場の子供でした。しかも他道場の1名が6年生で大きかったことから組手は別の組に回されたので、丸亀道場の子供達どうしで相手をすることになりました。日ごろは元気よく組手をしているのですが、この日は少し違いました。技はお互いに出せてはいるのですが、お互いに気遣いあっているのか動きに躊躇が見られるように感じました。

審査を経験すると否が応でも他道場の知らない相手と組手をすることになるので、それが大きな経験や自信につながることが多いのですが、今回はそのような経験が詰めず残念でした。6月14日には連盟全体の大会が三木町で行われるので、その機会に期待してそれまでに組手の稽古を念入りにやりたいと思いました。

それ以外の組では、他の道場の受験生も含め元気のある組手を展開してくれました。丸亀道場の子供たちは強い相手にも臆することなく攻撃や防御ができ、自分よりも小さい子供を相手にした時は相手への配慮もできていました。

5年生の男子1名は大きな相手に中段突きを受けて一度はうずくまりましたが、それでも再び立ち上がり、果敢に前へ出ていきました。心の成長を感じさせる場面でした。

(4)少年の部 審査員の先生方からの講評

最後に、受験した全員が集められ、審査員一人一人から感想や指導が行われました。特別に褒められた子供達もいましたが、全員が頑張っていたとの話が中心でした。技術的には、手の握りが甘いので、硬いものをたたいた時でも手を傷めないようにしっかりと力を入れて拳を握るように指導がありました。

また、ほとんどの審査員から声(気合)や気息が小さい子供が多かったとの指摘がありました。丸亀道場に限ったことではありませんでしたが、来週からは声出しにもっと気を付けて取り組まなければならないと思いました。

審査の結果は全員合格でした。来週からは大会に向け、さらにひと頑張りです。

 

午後から一般(大人)の審査が行われ、丸亀道場からはマコトが黒帯に挑戦しましたが、その結果は後日掲載します。