全日本古流空手道選手権大会子供の部

長男次男ともに大会の1週間前から体調を万全にする為にサンドバックのみの稽古に切り替えたのに金曜日の朝学校に行く前に水筒を足の親指に落としてしまい長男が痛みで泣いていて歩いて学校行けんと言っていたのでなんでこんなしょうもない不注意で大会の前々日に体を痛めるような事をするんやとイライラしていたらその日の夕方次男が鉄棒から落ちて膝から落ちて痛めたと言う報告を受けてなんで兄弟揃って自己管理が出来んのや、大会前に体を痛めないように稽古メニューを変更した意味もないわとかなり腹立たしく思っていました。

 

 

次男については前日の土曜日も足を引きずってかなり痛そうにしていたので痛いんやったら無理して試合出なくいいんやぞと伝えたのですが、試合に出る意思は固く辞退は全く考えていないようでしたのでじゃあ頑張れよと伝えました。土曜日は新聞の釣り欄でいわしが釣れているようでしたので仁尾町に釣りに行ってきました。釣り場では多くの釣り人がいたのですが、見た感じ全然釣れていないようだったのでこれは釣れないかなと思っていたら私たちが釣りだした途端に入れ食いになっていわしとサヨリが釣れまくりました。

仁尾新港でサビキ釣り

これには長男次男長女共に大喜びでした。釣果はいわし113匹、サヨリ7匹で大満足出来るものでした。

仁尾新港で大量にイワシとサヨリが

釣った魚は妻が天ぷらにしてくれて美味しくいただきました。

日曜日は徳島大学常三島キャンパス体育館で全日本古流空手道選手権大会植村杯が開催されました。

香川県から本部道場、高松道場、丸亀南道場、丸亀道場、三豊道場、香川大学空手道部、徳島県から北島道場、Happy空手道教室、徳島大学空手道部、徳島大学古流空手道部蔵本地区、四国大学古流空手道部、徳島文理大学空手道部、奈良県から奈良道場(滋賀道場の方は今回は出場していませんでした)、大阪府から古流極意塾から合計80名が選手として出場しました。

まず、午前中は小学校4年生の部(3年生もたくさん出場しています。トーナメントもある程度レベルを考えて組み合わせが作られているので小学校3年生でも強ければある程度勝ち上がることが出来ます。)、5年生の部、6年生の部、中学生の部の試合が行われました。まず、4年生の部には丸亀道場の小学校3年生4年生5名が出場しました。私は今回から副審をするように命じられたので小学校4年生の部で副審デビューをさせていただきました。

大会に出場する子はほとんどが気合が入っていますので、丸亀道場の子供たちも頑張りましたが残念ながら3名が1回戦で敗退してしまいました。

自分の戦いが出来ずに不完全燃焼だった子も多かったと思います。

ただ、一番大切なことは大会に自ら出場し逃げずに戦ったという事なのでその点ではみんな頑張ったと思いますし、悔しければまた来年に向けて強くなれるように稽古をしていけばいいだけの話です。

次男については2回戦で上段は何度も抜けているものの上段突き方が下手くそで全く技あり(私も副審としての技ありの旗はあげられませんでした)をとってもらえませんでした。なんとか優勢勝ちで準々決勝に進んだのですが、挨拶をする時に次男のはだけた道着を見てあちゃーと思ってしまいました。そういえば道場でもだらし無い道着姿を見かけていたな、休憩時間中や組手の合間にはだけた道着を直すように注意できていなかったな、これは私の指導不足(これからは道場の稽古や組手の合間で道着を直すことを道場生全員に指導していくことにします。)だと思っていたら開始してすぐに止められて道着を直すように指示されました。こんな振る舞いでは相手にだらしないとか弱そうだと思われてしまうし精神的に有利に試合は進められないな、審判の印象も悪いだろうなと思っていました。試合は正直な話どちらも甲乙つけがたい拮抗した内容でした。

結局判定になって私の中では本当に拮抗した内容だったので次男に旗を上げたい気持ちが相当大きかったのですが私が次男に上げてしまうと公平性に欠けるなと思ってほぼ同点(自分の子供でなければ正直な話どちらに上げていたか分からない内容でした)だと思うのであれば相手に旗を上げるべきだと思って副審として相手の子に旗を上げました。結果、相手が3票、次男が1票で相手の優勢勝ちになってしまいました。技ありをとって勝つ試合が出来なかった次男が未熟だから勝てなかったので仕方がないことだと思いますが、正直な話、私ではない人がジャッジしていたらもしかしたら2票、2票の同点で主審の判断に委ねられる可能性もあったので、自分の子供を公平にジャッジすることは非常に難しいことだなと実感しました。なので次回から副審に余裕がある時は自分の子供が出ていない試合の副審を担当しないといけないなと思いました。次男の相手は決勝戦まで進み決勝戦も拮抗した内容で決め手にかけて延長戦に突入し投げられて技ありを取られて準優勝しましたので、来年に向けて課題(何点か次男が勝てない理由が分かりましたので)を克服する為にきっちり稽古をしていけば上位争いに加われる可能性は高いと思います。丸亀道場から出場したある小学校3年生は負けん気の強い気合の入った戦いをしていました。準決勝では次男が負けた相手に技ありを一つ取られて優勢負けをしていましたが小学校4年生の上学年相手に素晴らしい戦いでした。

丸亀道場の小学校3年生4年生の中では一番勝つんだと言う気持ちが強かったように感じました。道場では教えていない組手中の振り打ちを相手の顔面に当てていたので(大きい相手が多かったのでおそらく必死で無意識で出たのだと思いますが)これは注意が必要だと思いましたし、安易に顔面を叩いて優位に立つ組手をしていたら絶対に強くなれないので中段や下段の威力を強くする地道な稽古をしていく必要があると思いますが、これからきっちり稽古をして行ったら来年は優勝が狙える可能性が十分にあります。今後の成長に期待です。丸亀道場からは4年生の部で(去年の奈良県での団体戦第二回まほろば杯で当時小学校3年生の三豊道場の3人が強いと感じたのですが今大会もで強かったです。丸亀道場全員が三豊道場の子供達に負けてしまいました。相手に決めの攻撃をさせない右手を封じる掴みがうまかったです。)この小学校3年生が3位決定戦にコマを進めました。小学校5年生の部は入門1年の長男の友達の弟が丸亀道場から出場しました。大会が始まる前に、一回戦の相手って知ってるん?強いんと聞かれたのですが丸亀南道場の優勝の可能性もある強い子だったのでそれを伝えると戦意喪失しかねないと思ったので名前は知っているけど強いかどうか知らん。とにかく絶対に勝つ強い気持ちで戦えと嘘をついて発破をかけました。結局、一回戦は運良く不戦勝(相手のお父さんに聞いたら体調不良で出場できなかったと言う事です。熱心に稽古をしているのを知っているので丸亀道場の子が不戦勝で勝ち上がったからと言って手放しで喜べません。)で勝ち上がり最後まで頑張り決勝戦まで勝ち上がりました。

小学校6年生の部は丸亀道場から長男と長男の友達の3人が出場しました。この3人はくじ運さえよければ全員が1位、2位、3位に入れる実力を持っているなと思っていました。まず、去年準優勝した緑帯の子は今年3位になった大きい子と対戦し最後まで怯まず技あり1ずつの判定で副審の判定も2票、2票で主審の判定で惜しくも負けてしまいましたが、素晴らしいいい組手をしていました。

勝負は時の運なので残念な結果ではありますがよく頑張ったと思います。入門1年の白帯の子は体が大きく力が強く技の威力もあり上段の突きもいいものを持っているので順調に決勝戦まで勝ち上がりました。

 

 
いつもは伏し目がちで声も小さいので何度も気合入れていけよと伝えましたが今日は気合が充実していました。紺帯の長男は自宅での特訓の成果もあり、私が理想と考えている中段や下段の一撃で倒す戦いが出来ていました。空手での到達目標は一撃必殺で中段や下段で倒せる技で上段を攻撃したら一撃で倒せると言う事(中段や下段で効かない攻撃で上段を攻撃をしても痛いだけで相手を倒せないと思います)だと思うので去年と比べて格段にレベルアップしました。

長男は全て1本勝ちで危なげなく決勝まで勝ち上がりました。気合も今までで一番入っていて紺帯として恥ずかしくない振る舞いが出来ていたと思います。そして午前の部最後は中学生男子の部です。岡山道場や豊中道場や飯山道場と組織が分かれた影響もあり去年は出場者がいなかったか少なかったかで開催されませんでしたが、今年は4人の紺帯が出場して気迫あふれる気合の入った戦いを見せてくれました。来年中学生になる今年小学校6年生の長男やその友達にもいい刺激を与えてくれた筈です(長男とは小学校の間は空手を続けるという約束だったので続けるかどうか分かりませんし、やりたい事があれば空手を強制するつもりはありません。)。中学生の部が終了して午前の部が終了しました。

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