全日本古流空手道選手権大会一般の部

午後からは徳島県と香川県の子供たちと徳島大学の学生と審判委員長の菊池さんがそれぞれ型の演舞を行いました(大会終了後菊池さんがわざわざおめでとうございますと声を掛けてくれたのに次男が負けて残念だったしあれだけ特訓も頑張ったのに可愛そうだなという気持ちが大きくあまりピンと来ずにきちんと受け答えが出来ませんでした。後で長男の事を言ってくれていた事に気がついたのですので、きっちりありがとうございますと言えずに変な受け答えで失敗してしまったと反省しています。)。

 

 

演武が終わったあとは全日本古流空手道選手権大会の一般有級の部と一般女子の部と一般有段(黒帯)の部です。大人の部は本部道場や奈良道場や北島道場や四国大学や徳島大学蔵本地区や徳島大学三島や徳島文理大学や香川大学や高松道場や丸亀道場や古流極意塾から選手が出場しました。一般有級の部は顔面に突きが入りお互いに鼻血や口からの血で流血する痛々しい試合がありました。

みんな気合が入っています。女子の部も男子顔負けの気合で激しい組み手が繰り広げられました。そしていよいよ一般有段黒帯の部です。

丸亀道場からは森さんとカズくんの2人が出場しました。まず第一試合がカズくんでした。気合は十分で下がらない試合をしていましたが残念ながら技あり2本の一本負けになってしまいました。

次は森さんです。一回戦の相手は徳島大学の大学生でスピード感のあるタイプでした。ただ、森さんは相手のペースに合わせずどっしりとした戦いで頭突き(稽古の組手で頭突きをしているところを見たことがないのですが本当に多彩な技を持っています。)と押さえ込んでの上段突きで技あり2本で一本勝ちしました。

次の準々決勝も徳島大学の大学生です。1試合目を見る限り去年よりも強くなって絶対に勝つという気合が入った戦いをしていました。初めは様子見だった森さんもすぐにエンジンがかかり、後ろから持ち上げて体育館の床に頭から叩きつけての押さえ込んでの上段突き(毎週2回以上トレーニングジムで鍛えてる筋力はやっぱり半端ありません。私も道場で組手をしていて森さんに体ごと持ち上げられてこのまま叩きつけられたらヤバイなと思うことがあります。)と捕まえて上段突きの後更に倒してダメ押しの上段突きで技あり2本の一本勝ちでした。

頭から叩きつけられたので大丈夫かなと思って帰るときにこの学生に聞いたら一瞬クラっとしたけど大丈夫だと言っていたので良かったです。準決勝も徳島大学の人との対戦です。この人はかなり昔の大会のDVDでも見たことがあるので学生ではないと思いますし、かなり強いイメージがあります。なかなか両者決め手がないまま試合は進みましたが、途中相手の蹴り足を捕まえて何度か倒し押さえ込むシーンがあったので本当に森さんはスキがありません。

最後、あっさり後ろに下がって場外まで出て行ったので大丈夫かなと心配しましたが組み合いで倒されたと思ったら(DVDで見たら引っ張り込むために自ら倒れ込んでいるように見えました。)そのままひっくり返し押さえ込んでの上段突きで技ありを取り優勢勝ちで勝ち上がり決勝戦へコマを進めました。

森さんが大会に出たら優勝できるのではないかとずーっと思っていたのですがやっぱり森さんは強かったです。

 

 

道場で森さんと組手をしていても本当に強いので手加減されていてもなかなか自分の思うような気持ちいい組手はさせてくれません。丸亀道場に出稽古に来る香川大学3年生の黒帯2人も頑張りましたが残念ながら一人は森さんが準決勝で戦った相手に負けて1回戦敗退。

もう一人の主将は準々決勝で決勝に勝ち上がった奈良道場の福田さんに負けて敗退しました。

まだ、この二人はもう一年あるのでまた一年間鍛え直して強くなって来年の大会に挑むはずです。負けて悔しい気持ちがあればどんどん強くなれます。

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