金曜日は小学校のイベントが終わった後徳島の美馬市湖畔ふれあい広場にあるパークゴルフに。
次男の友達も連れて行って楽しく遊びました。
土曜日は家族で徳島県の剣山に行ってきました。
リフトが動いていないといけないので事前に電話すると動いていますと言うことで行ったのですが、現地に行くと誤算が。
雪が少々積もっていたのですが、寒さで凍っていたので、いたるところがアイススケート状態に。
一歩歩くごとに滑って危険なので、リフトで上に上がったのですが、すぐに剣山を登ることをあきらめる事に。
(次の日に奈良県でのまほろば杯があるので、怪我をして行けなくなると困るという思いもありました。)
そのあと、奥祖谷二重かずら橋へ。
野猿、女橋、男橋と順番に観光したのですが、私は走って渡れると調子にのっていた長女が橋を踏み外して、太ももまでずっぽりと足を落としてしまいました。
明日まほろば杯やのにやばいと思いましたが、運よくかすり傷ですんだので良かったです。
長女はかなりテンションが下がっていましたが。
日曜日は奈良県での空手の団体戦の大会、まほろば杯が開催されました。
目次
奈良県での空手の団体戦の大会まほろば杯が開催
今年で5回目の大会となります。
我が家の子供は現在、中学校2年生の長男が丸亀南道場の小野さんの配慮で小学校4年生、小学校6年生の次男が小学校2年生の時に、第一回目の大会に出場したので、今年で5年連続の皆勤賞です。
私は前日、19時に寝て、朝の1時に起きて、去年のまほろば杯の動画を見ながら審判の練習です。
審判は一回は家で練習しとかないと自信がないので。
そして、いつもの通り、空手用のトレーニングを40分ぐらいして、4時30分に集合してバスに乗り込み出発です。
丸亀道場からは大人が9名、子供が8名乗り込みました。
そして、丸亀南道場と銭形道場の関係者と一緒に奈良県へ。
奈良県へは、途中休憩をはさみながら8時頃に到着です。
4時間ぐらいかかるかなと思っていたので、私が思っていたよりも早く奈良県に到着しました。
そして、9時に会場入り。
9時半ごろに丸亀道場の子供たちを呼んで、心構えや注意事項を何点か伝えました。
相手が明らかに自分よりも弱いと思うときは手加減するように。
しかし、手加減すると言っても道場の稽古のように体で受けるようなことはしてはいけない。
タイミングよく入ると技ありを取られるから。
だから、相手が確実に弱いと思う場合はすぐに上段突きで決める優しさを持つこと。
ただ、相手が弱いかどうか分からない場合は全力で戦って、弱いと思ったら痛め付けるのではなくすぐに上段突きで決めるように。
特に今年の小学校6年生の個人戦で優勝した子と準優勝した次男、小学校3年生の男の子はほとんどの相手より強いのでその点気を付けるようにと伝えました。
その他の子達を含む全員に対しては、勝ち負けはどっちでもいい。
ただ、皆は強くなるために空手をしている。
だから、相手が体力的に技術的に年齢的に明らかに強くても最後まで勝つつもりで努力をする事。
相手が強いからと手を抜いて負けると強くなれない。
強くなるためには強い相手にどれだけ踏ん張れるかが大切なので、そこだけはしっかり意識するようにと伝えました。
(特に銭形道場に助っ人で出した小学校4年生の男の子は6試合やることとおそらく高学年の格上ばかりとやるようになる。おそらくきついと思うがお前は来年再来年と優勝できる可能性がある。この試練を耐えて勝つつもりで踏ん張れたらその可能性がぐっと高くなるから頑張れと伝えました。)
丸亀道場の子供たちを呼んで心構えや注意事項を伝える
それと名前を呼ばれたときやお互いに押忍の時から試合が始まっているので、相手がビビるぐらいの気合いの声を出すようにと指示しました。
そして、挨拶や選手宣誓、準備運動を終えて試合開始です。
今年は本部道場や北島道場や奈良道場や滋賀道場や丸亀南道場や銭形道場や丸亀道場から低学年は4チーム、高学年は7チーム出場しました。
丸亀道場の子供たちの試合は技術的ではなく気持ちや気迫的に私の指示した通りほとんどの試合文句のつけようのない戦いをしました。
一番印象に残った試合が今年、6年生の個人戦で優勝した丸亀道場の男の子と本部道場の小学校5年生の男の子の戦いです。(結局、この小学校5年生はMVPに選ばれました。)
小学校6年生の男の子は私の指示通り相手が自分より格下だと判断して、手加減していたのですが、技あり一つとったあと、威力のある中段突きをくらい、かなりのダメージと技ありを一つ取られてしまいました。
(この子の中段突きは本当にすごい威力がありましたし、去年のまほろば杯や今年の個人戦の時から今年の5年生の中では強い子だなと思っていましたので。)
そのまま手加減して戦っていたら負けると思ったのかそこからいつもの超攻撃的な組手になり、膝蹴りで相手にかなりのダメージを与えて戦闘不能にしてしまいました。
初めからこの小学校6年生の男の子が全力でやっていれば、攻撃を受けた胸だけでなく、足も痛めていたので、おそらくここまでのダメージを受けずに勝てたと思われます。
途中からとはいえ、この小学校6年生に本気を出させたのはすごい事ですし、その本気になった後も気持ちで負けずに最後まで強気で戦っていたのですごい事でした。
(次男も小学校4年生や5年生の時はこのまほろば杯で格上相手に顔面を殴られて吹っ飛んだり、かなりやられて泣く試合も多かったですが、それでも逃げずに戦って、そういう苦しい経験を経て、今回の大会では自分より格下と思う子については中段下段のダメージをほとんど与えずに勝つ強さや余裕を身に付けたので、来年はこの本部道場の小学校5年生が主役になるのではないかと思います。)
来年はこの本部道場の小学校5年生が主役になるのでは
次に印象に残ったのは小学校4年生の長女の試合で(小学校2年生の体が大きい子供と同じぐらいの体格です。)戦った北島道場の大きい女の子(恐らく小学校6年生)とはかなりの体格差がありましたが、最後まで逃げずに積極的に攻め続けて引き分けとなりました。私の見た限りこの北島道場の子は体格差があったので最後まで手加減してくれていたとは思いますが、(この女の子は銭形道場の体の大きな4年生の男の子の時はかなり強い下段回し蹴りでかなりのダメージを与えていたので本気でやられたら長女はかなりのダメージを負って確実に負けていたと思います。)、それでも長女的にはきつく、試合が終わるまで泣くのを我慢して戦っていました。
それと、今回のまほろば杯で初めて団体戦の審判をしました。
個人戦の審判はまだまだですが少々は慣れてきたのですが、団体戦の場合、すべての試合が終わったあと同点の場合、どっちのチームが勝ったか判定することになります。
その判定の事を考えずにそれぞれの試合をジャッジしたので、どっちが勝ったのか優勢かよくわからない試合が1試合ありました。
なので、副審に相談して副審の判定をそのまま、判定とさせていただきました(副審が迷わずこっちと言ってくれたのは非常にありがたかったです。)。
これでは主審失格なので、次回からはこういうケースもしっかり想定して自分なりの判断基準を作って、自分はこういう理由で判定を出したと言えるぐらいの自信を持って判定していかないといけないなと思いました。
昼からは今年から始まった型の試合がありました。
出場している子たちはそれぞれの個性を持った型をしていましたが、私より上手やなと思う子も何人もいたので素晴らしいと思いました。
子供たちが型を真剣に取り組むきっかけにもなるのでこの新しい試みは非常に素晴らしい事だと思いました。
そのあとも、試合が続き、各道場の子供たちが素晴らしい戦いを見せてくれました。
多くの子供たちが全力で戦い、強くなるための経験を積むことが出来たはずです。
まほろば杯の結果は低学年、高学年の部とも丸亀道場が優勝
今回のまほろば杯の結果は低学年、高学年の部とも丸亀道場が優勝。
(高学年の部で出た我が家の子供は次男が6戦すべて一本勝ち、長女は2戦すべて引き分けでした。)
型の部でも低学年の部は丸亀道場の小学校3年生の男の子が優勝。
銭形道場に助っ人に行った小学校4年生の男の子も選考にもれましたが、MVP候補に選ばれていたので、優秀な結果が出ました。
(優勝チームからはMVPが選ばれないので)
今回は高学年の部は小学校6年生の個人戦で優賞した子と準優勝した次男が、低学年の部は来年の小学校4年生の部で優勝する可能性のある子と、銭形道場から助っ人で来てくれた強い女の子がいたのでたまたまメンバーが良く優勝できたので、これにおごるとこなく丸亀道場の子供たちが肉体的に精神的に強く優しい子になれるように努力を続けていきます。
奈良道場ならびに滋賀道場と大会運営に協力していただいた関係者の皆さんいい大会をありがとうございました。
この日、丸亀道場ではまほろば杯に参加しなかった大人や子供がいつも通り稽古をしました。
丸亀道場では指導者が多いので、大会の日も出場しない人は稽古に参加できるところもいいところだと思います。
今回、まほろば杯に出場しなかった人も肉体的に精神的に強くなるいい機会なので来年2月に開催される銭形杯にぜひ出場しましょう。
それとこれは余談ですが、このまほろば杯で優勝したことで、小学校で次男と長女が表彰されることに。
どうも次男が奈良県で空手の大会に出場して6戦全勝したと日記に書いたことがきっかけで先生から自宅に表彰したいと電話がかかってきたようです。
次男、長女とも恥ずかしいからいややと言っていたようですが、学校で表彰される機会なんてなかなかないですし、古流剛柔空手の認知度があがるきっかけになっていいかなと思いましたので、表彰してもらうことにしました。
同じ小学校にたくさん丸亀道場のメンバーがいるのでその子たちの励みになればいいなとも思っています。
押忍。