全日本古流空手道連盟主催、古流空手道連盟奈良支部主管の第一回空手キッズまほろば杯が奈良県大和郡山市の九条公園体育館で開催されました。
参加チームは第一回目の大会ということもあって奈良道場と北島道場と丸亀南道場(私の長男次男は丸亀道場ですが、小野さんの配慮で丸亀南道場にまぜて頂いて出場しました。本来、人数が足らずに参加できなかったのですが、非常にありがたいことです。)から低学年のチームと高学年のチームがそれぞれ1チームずつで合計6チーム(総数28名)となりました。
試合方式は団体戦でリーグ形式でした。
試合数は低学年の部が4試合、高学年の部が6試合でした。
古流空手道連盟奈良支部主管の第一回空手キッズまほろば杯
一回戦の一試合目は小学校2年生の私の次男の対戦でした。
木曜日まで自宅で組手の稽古をしてきましたが、正直な話道場での組手を見ていると勝てる気がしていなかった(試合が終わったあとその話をしたら本人も負けると思っていたようです。)のですが、試合が始まるとその心配もどこ吹く風で一本勝ちをしてしまいました。
続く第二試合も一本勝ち。
午後の部は次男より大きい相手だったのでこれはやられるかなと思っていたらまたまた一本勝ちで結局オール一本勝ちで4連勝しました。
同チームの中堅、大将の3年生(どう教えたら小学校3年生にこのテクニックを身につけさせれるのかその練習方法を知りたいと思うぐらいレベルが高かったです)も非常にレベルが高く高学年顔負けのテクニックで全員が危なげなく4連勝しました。
結局全員が4連勝したので低学年の部はこの進撃香川ファイターズが優勝しました。
小学校4年生の長男は高学年の部の先方で出場しました。
一試合目と二試合目も一本勝ちで2連勝したのですが、勝ち方がワンパターンで下段廻し蹴りからの上段抜きだったので自宅で練習している中段への逆拳気味の縦突きから上段抜きのコンビネーションや内下段からの上段抜きのネーションも出していくように伝えました。
午後からの試合は相手チームに負傷者が出たのか、先方の長男の相手に大将が出てきました(相手は一学年上の紺帯です)。
これにはちょっと長男もビビっていたようで、自分より大きい相手をつかみに行って、その隙に技ありを取られ、そのあともほとんど手を出す暇もなく一本負けをしてしまいました。
4試合目は中段への逆拳気味の縦突きから上段抜きのコンビネーションできっちり一本勝ちでした。
5試合目が始まる前にまたあの大将とやるかもしれないからいきなり上段を狙いにいくのではなくって、お前の突きはかなり威力があるから自信をもって中段突きをどんどん当てていくように。
中段を2、3発当てて上段を狙いにいくように伝えました。
本気で勝つ気で行ったらそう簡単に負けない
それと自分より大きい相手に組みに行ったら確実にやられるから組みにいくなと本気で勝つ気で行ったらそう簡単(大将が出てきた時に負けると思っていたやろと聞いたらうんと言っていました。)に負けないと思うと伝えました。
結局、違う相手になり5試合目も一本勝ち、6試合目は中段突きで決めて一本勝ちで試合を終えました。
同チームの次鋒、中堅も自分よりおおきな相手に下がらずに攻め続け、鋭い突きを決めていましたし、副将は女の子ながら鋭い攻撃と高いテクニックで男の子相手に全くひるむことなく勇敢に戦っていましたし、大将は根性で最後まであきらめることなく力いっぱい戦っていました。
全員が力の限り戦っているので気がついたら全員のことを必死で応援していていました。
本当にいい試合ばかりでした。
高学年の部の結果はこの香川闘魂キッズが優勝しましたが、どのチームの子供たちも気迫あふれるいい試合をしていました。
表彰式では高学年の部では丸亀南道場の副将を務めた女の子が、低学年の部では私の次男がMVPとして表彰されました。
丸亀南道場の3年生2人の方がレベルや実力だけで考えると確実に上でしたが、小学校2年生ということで選んでいただきました。
MVPになったことは本人も非常に喜んでいましたし、自信につながると思いますし、空手に対する意欲が更に高まると思うので喜ばしいことです。
長男については今年の6月の大会と今回の団体戦で初めての敗北でしたが、よほど悔しかったのか私が丸亀南道場の3年生のレベルがかなり高かったやろ。
もっと強くなりたかったら丸亀南道場の練習に参加させてもらって小野さんに教えてもらいなと伝えたら、いつもはええわ、俺はパパに教えてもらって強くなると言って丸亀南道場の練習に行くのを嫌がっていたのですが、わかった、今度の金曜日に丸亀南道場の練習に連れて行ってと言っていました。
今回負けたことは長男にとって非常にいい経験になった
今度の金曜日は私に飲み会の約束があるので連れて行けませんが、長男もかなりやる気になってきたので時間があるときに私共々練習に参加させていただきます。
今回負けたことは長男にとって非常にいい経験になったようです。
第一回空手キッズまほろば杯は初めての団体戦でしたが、1人あたりの試合数も多く試合に関するアドバイスをしてそれをそのあとの試合で試すことも出来るので実戦を使ったいい稽古になったと思いますし、今まで年に1回の大会が2回になることで空手に対するモチベーションの向上や目標に向かって努力する機会が増えるのでレベルアップの向上につながるのではないかと思いました。
それとこれは丸亀南道場の監督の小野さんがしっかり教育しているのだろうと思いましたが、6年生のお兄ちゃんお姉ちゃんがリーダーシップをとって全員に準備運動をさせたり試合が終わるたびに監督のところに全員をつれてアドバイスを聞きに行ったり、試合が終わったあとに全員で主催者や各道場にお礼を言いに行っていました。
非常にいいことなので長男にも丸亀南道場のお兄ちゃんお姉ちゃんを見習って丸亀道場で同じような事が出来るようになっていけよと伝えました。
今回のまほろば杯に参加してよかったと思うことがたくさんあったので次回もぜひ開催していただきたいと思いましたし、団体戦のチームが組めるのであればまた参加したいと思いました。
今回第一回空手キッズまほろば杯開催にご尽力されました奈良支部、滋賀道場、本部道場、北島道場、丸亀南道場等の皆さん本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
押忍。